チョコレート、アイスクリーム、タルト、パイ、ケーキ、プリン、ムース、ゼリー、キャンディー・・・甘い誘惑の数々はいつの世も人々を魅了して止みません。ポーランドの人々も男女を問わずスイーツが大好きです。今回は、その甘い世界をポーリッシュポタリーを使って展開してみました。
ホールのケーキやタルトの存在感を最も引き立たせてくれるのが、ケーキスタンドです。お誕生日やクリスマスのようにスイーツの役割が大きい時に、本領を発揮してくれます。シンプルなケーキにも美しさと特別感を添えて、ティータイムの主役の舞台をセッティングしてみてはいかがでしょう。
スイーツを乗せる器に寄り添うケーキサーバー。切り分けた一切れを、めいめいのお皿に運ぶのが仕事です。道具は、役割が細分化する程に、優雅さも加わるものですが、このサーバーもその一つ。愛らしいポーリッシュポタリーの絵柄も、甘さに添えて運んでくれます。
甘くほろ苦いチョコレート、しっかり甘いお砂糖のお菓子、果物のコンフィチュールなど、少しずつ食べるスイーツには、小さなハートのポーリッシュポタリーが良く似合います。限られたスペースに絵柄を凝縮させたところが、強い甘さと個性を持つスイーツと通じるものがあります。
切り分けたホールケーキ、めいめいに作られた甘いペストリーなど、プレーンな丸いプレートの活躍の幅はスイーツの場合にも当てはまりますます。一般に、パン皿、ケーキ皿などの名称が当てはまる16cm前後の平皿は、複数枚で絵柄を違えて楽しむ方が最も多いポーリッシュポタリーのひとつです。
10〜12cm位の小さなプレートをマグのソーサーのように使ってみるのも、とても便利です。ざっくりと盛られた大勢分のスイーツを手元にあるソーサー代わりに使っていたところに装うことができます。賑やかなテーブルにもかさばらないのも良いところです。
アイスクリームのためのお洒落な脚付きの器。温かい部屋でひんやりした冷たいデザートをいただくのも素敵です。自作のサンデーやパフェを盛り付けて楽しんだり、和風にお月見団子を装う器としてもおすすめです。
パイやタルトを作るためのスフレディッシュは、是非試して欲しい器のひとつです。オーブンで焼いて、そのままテーブルへ運べるため、ポーリッシュポタリーの魅力を存分に感じられます。また、オーブン皿として以外、サラダボウルやパスタボウルとしても使える懐の深い器です。
陶器製のお洒落なパウンド型。小さめのパンを焼いたりもできます。写真では、バナナケーキを焼いています。好きな分だけ切り分けて、めいめいのプレートでホイップしたクリームを添えて。深さがあるので、漬け込んで供するコンポートを入れても楽しめます。
実は丸いキャセロールで、ケーキやタルトを作るのもおすすめ!写真は、ポーランドで最も食べられているケーキのひとつ、placek(プラツェク)です。あまり膨らまない平らなケーキなので、丸いキャセロールがぴったり。焼きたてをデーブルに運んで、季節ごとの果物を楽しんでみて下さい。