2021/10/05
ポーリッシュポタリーは、ドイツとチェコの国境に近いポーランドの南西に位置するボレスワヴィエツという小さな町で作られています。歴史的資料によると、1251年に都市として成立し、陶器の製造は14世紀から始まったといわれています。
<ボレスワヴィエツの市のロゴマーク>
そんな陶器の里「ボレスワヴィエツ」の町の様子や周辺のスポットをご紹介してみます。
ヨーロッパの旧市街の作りと同様に、ボレスワヴィエツにも街の中心には、市庁舎、教会、広場があります。広場は人々の憩いの場所の一つでもあるので、広場を囲むように商店やカフェなどもあります。
上の写真は、ピアスト王の門。町の入口である門に掲げられた紋章です。
「聖マリアと聖ニコラウス教会」
左は市立公園、右は通りの風景です。
<陶器博物館>ボレスワヴィエツの陶器の歴史を知ることができる博物館です。発掘された古いボレスワヴィエツの陶器などを通して、出土された古い陶器などを見ることが出来ます。
<鉄道高架橋(Wiadukt kolejowy)>
1846年に完成したブブル川(Bobr)にある鉄道高架橋は、長さ189m、ヨーロッパで一番長い高架橋の一つです。ローマ時代の高架橋の様式をもとに、建築家Frederyk Engelhardt Gansel(フレデリック エンゲルハルヅト ガンセル)によって2年間(1844-1846年)で作られました。
小さな町なので、ちょっと市街地を離れるとこんな景色が広がっています。広い広い菜の花畑は菜種油のために栽培されています。畑には、小麦、じゃがいも、とうもろこし、ホップ、ビーツなども栽培されています。ちょっと北海道と似てますね。