ケルセンについて
手押しでスタンプされた美しい藍色のピーコック(孔雀の羽の模様)、花々をあしらった可愛いデザインなど、ポーリッシュポタリーには実に様々な絵柄が存在します。ぽってりとした可愛いフォルムは、ちょっと厚ぼったいけれど愛らしく温かみを持っています。
株式会社ケルセン 代表 鳴川 睦
手作りの食器といえば、ヨーロッパの高級ブランドの手描きのものや日本では「作家もの」と呼ばれる作品的な焼き物に代表されるように、高価で特別なイメージがあります。ですが、このポーランドの食器は手作業で作られている食器としては格段に安くてとても丈夫、しかも今までにない新鮮な可愛らしさを持っています。色々な柄や形のバリエーションを発見すればするほど楽しくて、使えば使うほど愛着が湧いてくるという不思議な魅力を持っています。
お気に入りの食器でいただく食事はとても美味しく感じます。そして料理を作る時も、お気に入りの器がそこにあると、今日は何をつくろうかな~と創作意欲が沸いてきます。食事を大切にする、ということは生活を大切にする、ということだと思います。ケルセンは、この愛らしいハンドメイドの食器を普段使いしていただくことで、毎日の食事、そして生活を楽しんでいただきたいと願っています。
ひとつひとつが手作業で絵付けされているので出来上がるまでにかなりの歳月がかかりますが、どれひとつとして同じものが無い自分だけの食器と巡り合うことができるのも、ポーリッシュポタリーの魅力です。数えきれないほどある絵柄の中から少しずつではありますが素敵な食器や魅力的なパターン(絵柄)を紹介していきたいと思っています。そして見に来ていただくお客様にもゆっくりと少しずつでも気に入ったものを見つけていただければ、こんなに嬉しいことはありません。
*ケルセン(KERSEN)という言葉は、オランダ語でさくらんぼの意味です。小さな頃からの大好物で、私には「とっておきの果物」でした。私のお気に入りを紹介していきたい、という気持ちを込めてお店の名前にしました。