KERSEN'S PICK VOL.11ペアルック
ポーリッシュポタリーは、豊富な絵柄を持つことが最大の特徴のひとつです。各製造元は日々新しいパターンデザインを開発しているので、私達輸入元も毎年のように新作を紹介しています。そんな中から自分好みのデザインを発見することは、ポーリッシュポタリーの大きな楽しみ方となっています。
自分目線で選ぶものは自然とトーンが揃うので、違う柄でも違和感なく一緒に使えるものばかりなのは、ポーリッシュポタリーをお使いの皆さんなら既にご存じですよね。
同じものを2つではなく、色違いで楽しんだり、トーンを合わせて選んでみたり。そんな組み合わせを演出できるところもポーリッシュポタリーならでは。今回は、遊び心溢れるペアルック的な使い方が出来るパターンデザインをセレクトしてみました。
お揃いの服を着て出歩くのはちょっと気恥ずかしいものですが、おうちの中で器のペアルックを楽しむお洒落なカップルに捧げてみたい数々。これらはほんの一例ではありますが、これから幸せなスタートを切るお二人さんへ、そして、ゆったりとした日々の時間を楽しむ年を重ねたご夫婦への贈り物を選ぶ時にもお役に立てれば嬉しいです。
25A & 25D
ボレスワヴィエツの北西に位置する老舗製造所であるWIZA社を代表するカモミール柄。Stanisław Wiza(スタニスワフ・ウィザ)氏の娘Lidia(リディア)さんの夫、Adam Jop(アダム・ヨップ)氏の手掛けた有名なパターンデザインです。
(ザクワディ)社
41 & 42
ポーリッシュポタリーの代表的な伝統柄、モスキートとピーコックという愛称を持つ柄の組み合わせです。共通の色合いと、孔雀の羽を思わせるスタンプが時代を超えて愛され続けています。
U006 & U113
VENA社を代表するユニーク柄(U006)は揺るぎない人気を保っています。ブルーの愛らしさに呼応するような黄色ベースの柄(U113)の愛らしい組み合わせです。
U420 & U466
青い花と赤い花の純粋な色違いです。たっぷりと散りばめられた小花のスタンプが嬉しくなります。お皿を裏返してもスタンプがこぼれているほどです。
(ザクワディ)社
166A & 167A
伝統柄から派生したボレスワヴィエツの老舗製造元のザクワディ社を代表する人気柄(166A)と共通するトーンを持つ167Aの柄の組み合わせです。
U198 & U199
世界的に見ると実はマイナー派のイエローベースのポーリッシュポタリー。九谷焼などにも多く見られる黄の色使いの影響なのかもしれません。元気で明るい組み合わせになりますね。
B1 & B1B
ミレナ社のパターンデザインには、実は色違いが沢山あります。これはそのひとつで、お花の色が赤かブルーかの違いです。これが違うだけで、お皿の温度が異なるような印象が面白いです。