KERSEN'S PICK VOL.11ペアルック

The家飲み

ポーリッシュポタリーは、豊富な絵柄を持つことが最大の特徴のひとつです。各製造元は日々新しいパターンデザインを開発しているので、私達輸入元も毎年のように新作を紹介しています。そんな中から自分好みのデザインを発見することは、ポーリッシュポタリーの大きな楽しみ方となっています。

自分目線で選ぶものは自然とトーンが揃うので、違う柄でも違和感なく一緒に使えるものばかりなのは、ポーリッシュポタリーをお使いの皆さんなら既にご存じですよね。

同じものを2つではなく、色違いで楽しんだり、トーンを合わせて選んでみたり。そんな組み合わせを演出できるところもポーリッシュポタリーならでは。今回は、遊び心溢れるペアルック的な使い方が出来るパターンデザインをセレクトしてみました。

お揃いの服を着て出歩くのはちょっと気恥ずかしいものですが、おうちの中で器のペアルックを楽しむお洒落なカップルに捧げてみたい数々。これらはほんの一例ではありますが、これから幸せなスタートを切るお二人さんへ、そして、ゆったりとした日々の時間を楽しむ年を重ねたご夫婦への贈り物を選ぶ時にもお役に立てれば嬉しいです。

WIZA(ヴィザ)社
25A & 25D
左:25A 右:25D

ボレスワヴィエツの北西に位置する老舗製造所であるWIZA社を代表するカモミール柄。Stanisław Wiza(スタニスワフ・ウィザ)氏の娘Lidia(リディア)さんの夫、Adam Jop(アダム・ヨップ)氏の手掛けた有名なパターンデザインです。

Zakłady Ceramiczne "BOLESŁAWIEC"
(ザクワディ)社
41 & 42
左:41 右:42

ポーリッシュポタリーの代表的な伝統柄、モスキートとピーコックという愛称を持つ柄の組み合わせです。共通の色合いと、孔雀の羽を思わせるスタンプが時代を超えて愛され続けています。

VENA(ヴェナ)社
U006 & U113

左:U006 右:U113

VENA社を代表するユニーク柄(U006)は揺るぎない人気を保っています。ブルーの愛らしさに呼応するような黄色ベースの柄(U113)の愛らしい組み合わせです。

VENA(ヴェナ)社
U420 & U466
左:U420 右:U446

青い花と赤い花の純粋な色違いです。たっぷりと散りばめられた小花のスタンプが嬉しくなります。お皿を裏返してもスタンプがこぼれているほどです。

Zakłady Ceramiczne "BOLESŁAWIEC"
(ザクワディ)社
166A & 167A
左:166A 右:167A

伝統柄から派生したボレスワヴィエツの老舗製造元のザクワディ社を代表する人気柄(166A)と共通するトーンを持つ167Aの柄の組み合わせです。



VENA(ヴェナ)社
U198 & U199

左:U198 右:U199

世界的に見ると実はマイナー派のイエローベースのポーリッシュポタリー。九谷焼などにも多く見られる黄の色使いの影響なのかもしれません。元気で明るい組み合わせになりますね。



Millena(ミレナ)社
B1 & B1B

左:B1 右:B1B

ミレナ社のパターンデザインには、実は色違いが沢山あります。これはそのひとつで、お花の色が赤かブルーかの違いです。これが違うだけで、お皿の温度が異なるような印象が面白いです。

KERSEN'S PICK VOL.10

The家飲み

初めてポーランドのボレスワヴィエツを訪れ、ケルセンを立ち上げてから、早くも12年目を迎えました。私自身のポーランド食器との出会いは確か15年ほど前。それ以来、愛らしくもタフなこの器に魅了され続けています。

長崎県佐世保市出身の私は、有田、三河内、波佐見、鍋島などの焼き物が好きだった母の影響を受けて育ちました。東京に住むようになってからも、毎年のように5月の連休には故郷の陶器市に出かけたりする器好きです。

そんな素地もベースになって、この食器との出会いに運命を感じ今に至ります。ケルセンのポーランド食器は、どの製造元から、どんなフォルムと絵柄の食器を輸入するかは、全て私(鳴川睦)が厳選しています。ですので、ケルセンで取り扱っているもの全ては私のお気に入り、と言えなくもありません。

これまで5000点以上の商品を取り扱ってきたなかで、ずーっと使っているお気に入りも存在します。なんせタフな食器です。かれこれ15年以上愛用しているものや、輸入してみて素晴らしさに気が付いたもの、なにかと登場回数の多いものなど、今回は私個人の思い入れたっぷりの「お気に入り」をご紹介します。

ロングサービングプレート(Z1432-DU984)

私は魚が大好きなのです。料理して食べる、海に行って釣る、水族館に行って眺める、など魚に関するほぼ全てのことが大好きです。特にじんべいざめやメガマウス、諸々の深海魚にも興味津々で、テレビでの特集などがあれば必ず録画予約をしています。そんな魚ラバーズにも捧げたいのがザクワディのロングサービングプレート。

このプレートとの出会いは、確かボレスワヴィエツを2回目に訪れた時、ザクワディ本社の直営店で売られていたものを個人的に買ってきて以降です。こんな大きなプレートはたとえ輸入したとしてもそれほど売れないのではないか、そういう思いも頭をかすめましたが、いや、これを気に入ってくれる方は私の他にも・・・。そう信じて発注したのは今から7年前です。

これに描かれているのは、ポーランド語ではSZCZUPAK(シチュパック)、英名はパイク、と呼ばれる淡水魚。ファイトがあるので釣り人にも人気の魚です。伝統柄のピーコックアイをベースに細長く描かれた魚は、素朴で媚びないなんとも味のある図案で、そこが私のつぼなんです(笑)。

またこのフォルムの最大の魅力は、その大きさとカッコよさ。ずっしりとした頑丈な質感と存在感は、私にとってはポーランド食器界のレブロン・ジェームス。その大きさと形に加えて特別な柄のため少々高めな価格ですが、ご購入を検討されている方の期待を裏切えうことはありません。なお私が強力にプッシュしてこれからも継続的に輸入していく商品ですので、売り切れになっていた場合には「入荷連絡を希望」をクリックしておいてください。

カフェオレボウル(V425)

以前からフランスのカフェオレボウルを集めていたほどなので、もともとこのフォルムが大好きです。内側にも丹念にスタンプされているところがポーリッシュポタリーらしくて嬉しくなるばかりか、サイドから眺めても実にカッコいいのです。両手で抱えてほっこりすると心も落ち着きます。

カフェオレ用として以外に、混ぜながら食べるサラダや丼もの、シリアルや具だくさんのスープやシチューなどを食べる時にも大活躍します。しっかりと深さがありキッチンボウルのような使い方にも活躍するので卵の撹拌なんかにも使っています。

重いとおっしゃる方も多いのですが、それこそがこの器のカッコいいところです。逆に薄くて軽かったら、カフェオレボウルには見えませんよね。手で抱えた時に熱くて持てませんし、丈夫さも半減します。このどっしりした質感とぽってりとした厚みは、食卓での安定性も抜群で、温かいものも冷めにくくしてくれるのが特長です。

小さなオーブン皿(Z279)

なんというか見ているだけで和んできそうな愛らしさ。スタッキング性としてはそれほど良くはありませんが、モノとしての魅力は抜群です。楕円の扁平率が低く、リムの施し方もエッジが効いて何ともお洒落。ぽってりした厚みはポーランド食器らしさに溢れています。

グラタンなど銘々に装う場合には、ちょっと控えめな量になりますが、上品なサイドディッシュとしては十分だと思います。現実的な私にしては珍しく眺めているだけでも嬉しくなる器のひとつです。

また、このフォルムは製造元であるZakłady Ceramiczne "BOLESŁAWIEC"(ザクワディ)社でのみ作られているオリジナリティに富んでいるところも魅力。使っていくなかでますます愛着の湧いてくる、良い食器に出会えたなぁとしみじみ思える、それがこの小さなオーブン皿です。

スフレディッシュφ18cm(W254)

簡単なケーキを作るときにはこれです。娘たちの好物の「りんごのケーキ」はいつもこれで作っています。ひとつのボウルで生地を作り、それをこのスフレディッシュに流し込み、その上に切ったりんごを並べてオーブンで焼くだけのケーキ。簡単なので思い立ったらすぐに作れるのでちょくちょく作っています。来客時にもササっと焼くと、おもてなし感もアップしますね。

とは言えケーキ型としてだけ使うのも惜しいので、大皿料理やサラダを盛り付けることも多々あります。フリルが付いているのでテーブルのアクセント的に使うのも有効です。色々なシーンに積極的に使えるタフなやつ、といった感じでしょうか。

私は食器を見て「あ、今日は〇〇を作ろう」と思うタイプで、この器を見ると「りんごケーキを焼こう」という気になります。そういう意味でも良い器です。やがて娘たちが大人になってこのスフレディッシュを目にする時に、これで母が時々ケーキを焼いてたなぁと思いだしてくれると嬉しいです。

ボウルφ15cm(W304)

これは私が日常的に銘々に取り分けて装う際に使っているWIZA社のボウルです。この食器は、重ねやすく、サイドのリムのデザインが特徴的で、フォルムとしてもとても格好が良く作られています。縦に方向に少し反ったような感じがシュッとした佇まい。個々に用意する汁気の多いおかずなどにも便利です。うちではなぜか、麻婆豆腐や麻婆茄子、春雨やワンタンスープなど中華料理にも良く登場します。

思い入れが強いばかりについ長々と語ってしまいました。本当はもっとあるのですが、それはまた別の機会に(笑)。読んでいただいてありがとうございました。

KERSEN Online Shop店長 鳴川 睦(なるかわ・むつみ)

KERSEN'S PICK VOL.9

The家飲み

飲食店に足を運ぶ機会も激減してしまった昨今、自宅で家飲みする方も増えたかと思います。夕食時にパートナーとちょっと一杯、オンライン飲み会でモニター越しにおしゃべりしながら乾杯、そんな時に用意する簡単なおつまみやバルで見かけるようなお洒落なタパスが似合うポーリッシュポタリーが今回のテーマ。

お酒に似合うおつまみが素敵に映える、画面の向こうから、あら素敵な食器ね、なんて声が聞こえてきそうな器が集結しました。

持ち手付き小鉢

少量のおかずを入れるだけでたちまち居酒屋風の突き出しになってくれる楽しい器です。昨夜の残りでも、お弁当の余りでも、お洒落に大変身。ユニークなフォルムが目を引くところも魅力的です。

スクエアボウル

大きめの四角い器って、実は余り見かけないアイテムです。ありきたりのサイドディッシュでもこれに盛り付けるとちょっとグレードアップするから不思議です。枝豆、ポテトサラダやレンズ豆のサラダ、キムチなど一見地味めのものが美味しそうな雰囲気を醸し出してくれます。

スフレディッシュ

小さめのオーブン皿は、一人前のグラタンやドリア、キッシュなどを作るときに活躍します。フリル状の縁取りが愛らしくて、これはもう家飲みにぴったりですね。串に刺したタパスをちょこちょこと盛り付けても楽しいですよ。

オリーブディッシュ

なるべく簡単に出来るおつまみが家飲みの極意ですね。ササっと切ってサッとテーブルに出してしまえる、そんなシンプルでスピーディな肴でもお気に入りの器であれば美味しそうに見えます。

オーバルトレイφ28cm×11cm

並べたくなる細長さがこのトレイの特長です。餃子だったりお寿司だったり。買ってきたお惣菜をこのトレイに並べるだけで決まります。

オーブン皿・スクエア・大

オーブン料理は勿論ですが、揚げ物にも重宝するのがこのスクエア型の大きめのオーブン皿です。市販のバット(「21枚取用」寸法165×212mm)を敷いて、揚げたての天ぷらやフライを乗せてテーブルへ。

カッティングボード

パンやチーズ、ソーセージ、生ハムのような削って食べる食材をテーブルで供する時にぴったりなボードです。

おちょこ

日本酒用に作られたお猪口です。製造元のVENA社では「SAKE」と呼ばれています。自宅で冷酒をちびちびやる時も気分を上げてくれる愛らしい器です。

ワインカップ

寒いヨーロッパの冬に好まれるホットワイン用に作られました。温かい日本茶を飲んだり、熱燗をいただいたりしても似合います。沿ったボディラインがシャープでシュッとしているところも素敵なカップです。

脚付きグラス

グラスにポーリッシュポタリーのステムとプレートが付いた爽やかなグラス。暑い日のビールやレモンサワーをお洒落に飲めると大好評です。たっぷりとした容量で、ワインのふくよかな香りも楽しめます。 2021年夏に再入荷の予定です。入荷時にはメールマガジンでお知らせしますので、是非こちらからご登録ください!

KERSEN'S PICK VOL.8

男性にこそ使ってほしいポーリッシュポタリー(モテたい男子の必見かも)

「あさが来た」のディーン・フジオカ、「真田丸」での草刈正雄、「ごちそうさん」でのキムラ緑子、「相棒」での六角精児、「龍馬伝」での佐藤健や香川照之、「花子とアン」での吉田鋼太郎、「おちょやん」ではトータス松本、・・・。主役とは違った役割ながら、そのストーリーに欠かすことのできない光る演技と存在感に、グッとくるものがあるんです。


今回取り上げてみるのは、そんなポーリッシュポタリーの中の脇役的な器。主役ではないけれど、キラリと光る存在でテーブル周りを固めてくれる頼もしい存在です。無くてはならない訳でもなかったけれど、いつの間にか欠かせないものになっていたり、痒い所に手が届くような実はとっても重宝するものたちをご紹介してみます。

レモンスクイーザー

魚介類のグリルやリゾット、海鮮焼きそば、ポークフィレのソテー、タン塩など、食べる直前にレモンをギュッと絞って食べる料理は案外多くあります。キリっとした酸味を確かに感じられるように、テーブルにスクイーザーを置いておけば、必要な人が必要な時に使えます。
クリーマー

コーヒークリーム、紅茶用のミルク入れ。出来上がった料理にお好みで、またはちょっと振りかけたいソースやドレッシングなどを入れて料理の脇に添えて使ってみると、少し気取って見える効果があります。

ティーバッグトレイ

使った後の紅茶のティーバッグやカップ毎に使ったコーヒードリッパーを置くためのトレイ。正直、無くても事足りるトレイですが、あればとっても嬉しくて気分が上がる、その愛らしさが存在理由です。

箸置き

箸を使って食べる食卓の品格が増す効果は絶大です。上品で、行き届いた感がこの箸置きを置くだけで添えられる、まさに名脇役です。

持ち手付き小鉢

天つゆに添える大根おろしや塩、カレーライスに添える福神漬けやらっきょう、納豆に混ぜる浅葱、そんな感じで使っている方が多い持ち手の付いた小鉢です。オードブルや突き出しの小さなおかずを盛り付けるのもおすすめです。

ヘルパーランチョン

文字通り、食事時に役に立ってくれる器です。製造元での愛称は「バナナ」。お皿の内側や外側に置きやすいように弧を描いた形をしています。魚の小骨やフルーツのへたなどをこの器にポイっと入れて使います。

ミニボウル・スクエアミニボウル

和食器なら豆鉢と呼ばれる小さな小さな器です。珍味や薬味を入れたり、漬物や佃煮を一箸添えたい時にぴったりです。大きな器に囲まれて、ちょこんとある姿もまた可愛らしいものですね。

小魚トレイ

例えば甘納豆やマロングラッセ、缶に入った小さなクッキーなど一粒つまんで食べるような状況で真価を発揮してくれる、というのは大袈裟ですが、この小魚トレイがあったらなかなか便利です。テーブルが汚れないし、見た目も綺麗で心が和みます。

醤油さし

多くの方が既にお持ちだと思いますが、醤油や酢をテーブルに置く入れ物として、ちょっとこだわりたい貴方に是非おすすめしたい容器です。ポーリッシュポタリーの故郷、ボレスワヴィエツの老舗製造元が日本のために作ってくれた特注品です。

エッグカップ

朝食にゆで卵を食べる方へのおススメがエッグカップです。卵をテーブルでコンコンして座りをよくするから要らない、 と言われればそれまでですが、あればスプーンで卵の上を叩いて砕き、半熟の卵をスプーンで食べやすくしてくれます。

ポーリッシュポタリー界のバイプレイヤー的な数々、いかがでしたでしょう。そうそう、バイプレイヤーという言葉は、実は和製英語だったんですね。英語で脇役は、"supporting actor"だそうです。しっかりと脇を固める存在が、主役を一層引き立て、さらには食卓のスパイス的な役割を担っているところも見逃せない、と感じていただければ嬉しいです。

KERSEN'S PICK VOL.7

男性にこそ使ってほしいポーリッシュポタリー(モテたい男子の必見かも)
ポーランドの様々な製造元がこれまで作ってきた食器のフォルムを眺めると、私達日本人にとっては巨大とも言える大きな器が実に豊富にあることに目を奪われます。オーブン皿、ラウンドやオーバルのサービングプレート、ティーポット、ボウル類など、ちゃぶ台にひとつ置いたら他には何も置けなくなるんじゃないかしら、という大きさのものが沢山あるのです。

そしてそれとは逆に、ケルセンが日本向けに輸入している食器は、比較的小さなサイズのものが中心です。日本向けに作ってもらったものもあります。お膳の上に個々の器が並んでいる和食のスタイルを見ても分かる通り、昔からの日本食は小さな器が集まって構成されています。旅館での豪華な食事も、鍋料理に至るまで一人用の器が所狭しと並びます。

図らずもこのコロナ禍、大皿から取り分けるのではなく、家庭でも個別に盛り付けられた食事が主流になってきたようです。今回は、そんな時代の流れに沿って、個別に完結することが出来る器を集めてみました。
菊鉢12cm

いつもの夕食の副菜はこの菊鉢に任せて欲しい、そう言いたくなる器です。日本から特別にお願いした訳ではありませんが、昔から日本にある菊鉢と同じフォルムをしています。煮物、サラダ、和え物、炒め物やきんぴらなど、本当にしっくりします。
オーブン皿・オーバル・ミニ(Z703)

ひとり分のオーブン料理に似合うオーブン皿は他にも幾つかありますが、今回はミニサイズを紹介します。ミニサイズとは言え、色々な料理を他にも用意する場合には実は丁度良かったりする容量があります。サラダ、肉・魚料理、そしてちょっとしたグラタン、ショートパスタ、フルーツなどを添える時などに使いたくなる器です。

オーバルトレイ(Z928)

秋刀魚、かます、さよりなど細長い魚が納まるサイズ感です。この長細いフォルムは、ひとり分の料理を取り分けておくのにも相応しく、綺麗に並べての盛り付けが可能になります。例えば餃子、握り寿司を一人分ずつ。また、ちょこちょこと前菜を盛り付けて、テーブルコーディネートを楽しむのもおすすめです。

ミニボウル・フラット(V158)

例えば、冷ややっこ、白和え、ひじきの煮物、切り干し大根の煮つけのような、もう一品を盛り付ける時に丁度いい容量です。ご飯に添えるひとりひとりの漬物、キムチ、明太子などにもぴったりです。

そば猪口

そば猪口としては勿論ですが、小鉢としての利用でも大活躍します。深さがあるので、温泉卵や一人前の納豆用の容器としても完結します。小口切りした葱と辛子を納豆と和える際も混ぜやすい器です。

タフィーボウル・ミニ(V295)

一人前の料理を「恰好よく」装うということなら、この器の右に出るものはなかなか無いのではないか、というくらい素敵なフォルムです。スクエアであることの他、自然なカーブで生まれる深さは汁気のある料理も綺麗に盛り付けられます。

オリーブ皿(V172)

巻き寿司や稲荷寿司、そしておにぎりなどを一人分盛り付けたくなるサイズ感です。数切れの卵焼きやソーセージなどを乗せて朝のテーブルに使っても素敵です。程度な深さを活かして、うちでは鯖のしぐれ煮や味噌煮、切り身魚の煮つけにも使っています。

スクエアディッシュ(W262)

お魚の切り身やにも丁度良いサイズ感で、最も和食に似合う器のひとつです。一人前のお刺身、天ぷら、フライを盛り付けるのにも重宝し、食卓全体においての主菜用の皿になる器量もあります。丸皿に偏らないバランスを取ってくれる器としても押しの一枚です。

ボウルφ13cmフラット(V071)

たっぷり食べてもらいたいボリュームのあるおかずなら、このボウルがぴったり。肉じゃがや筑前煮、サラダ、そしてシチューや具だくさんのスープも安心の400ml(満水時)です。見込み部分の絵付けも確認できるポーリッシュポタリーならではの美しさも嬉しいポイント。ヘビーローテーションは間違いないことから、ケルセンのロングセラーのひとつです。

お行儀よく一人ひとり食卓に座る食事に合うポーリッシュポタリーの数々、いかがでしたでしょうか。とはいえ、持ち寄りのパーティやビュッフェスタイルでワイワイ笑って騒ぎながらの食事も懐かしいですよね。早くまたそんな集まりができるように願うばかりです。

KERSEN'S PICK VOL.6

男性にこそ使ってほしいポーリッシュポタリー(モテたい男子の必見かも)
我が家の子供たちがようやく離乳食を口にするようになった頃、家に遊びに来た私の両親がテーブルにある食器を見て「子供の食器だとはいえ、プラスチック製は止めなさい。食器は落とせば割れるもの。小さい時からちゃんとした食器を使って、食事の時間を大切にするように育てないと。」と言われたことを今でもよく覚えています。

こうして我が家の娘達は物心つく前からポーリッシュポタリーを使って育ち、食べることが大好きで、ついでに食器も楽しめるようになってくれました。あら、この柄が素敵だなぁと綺麗な絵付けを眺めたり、このカップ&ソーサーは私のお気に入り、そんなレベルですが、日々使うものに対する感性を磨くには良い環境だったのかなと思います。

私自身の子供時代を思い返しても、母はこの大皿に平目の薄造りをそれはそれは美しく盛り付けていたっけ、お誕生日のご馳走のグラタンはこの器だった、陶器市で出会ったお気に入りのご飯茶碗は今でも実家に帰ると私のご飯茶碗だ、などとなんてことのない日々の食事の思い出が沢山あります。きっとこれからも時々ふと思い出す、些細だけれどキラキラした記憶の断片が、実は人生の大切な宝物だと感じます。

今回は、幼い頃からの食卓の記憶を心に留めて欲しい、そして子供の頃から本物志向の器を使って素敵な大人になって欲しいという願いを込めて、子供心に寄り添うポーリッシュポタリーのラインナップを考えてみました。
ボウル・小(W126)

離乳食をよそうのにはぴったりの可愛いボウルです。コロンとしたフォルムなので少量でも混ぜやすくなっています。親がスプーンを使って口に運んであげるイメージで、育児を楽しくしてくれるアイテムです。大人になってもヨーグルト用に使ったり、小鉢のように使え、末永くお使いいただけます。ベイビーがやがて大きくなったら、赤ちゃんの頃からこのボウルを使っていたことを伝えてあげてくださいね。
ポーリッシュマグ・小

自分でコップが持てるようになったら使って欲しいマグです。不注意で落とすことがあるかもしれませんが、物を大事に扱うことをここから学んでいけるのだと思います。好みの柄を親子で選ぶのも楽しいですね。描かれているデザインに気を留めながら、それを味わうことを覚えていけると思います。

ご飯茶碗&どうぶつの箸置き

毎日ご飯を食べるご家庭なら是非お子様自身のお茶碗を用意してあげたいです。ちびっこの手に馴染み易い小さめのご飯茶碗や、食欲旺盛な育ち盛りさんには大きめのお茶碗も良いですね。後は是非箸置きのある暮らしがおすすめです。箸置きから箸を取る所作や、箸を箸置きに休める所作も自然に身に付きます。

スープ&パスタ皿

カレーライス、パスタ、炒飯、オムライス、・・・。子供たちが大好きなメニューをフォローしてくれる懐の深い器です。丈夫で扱いやすいので、結構幼い頃から使えます。

ピギー

ケルセンでは随分以前から取り扱っているこぶたのボウル「ピギー」。遊び心度数はポーリッシュ界ナンバーワン。子供たちの好き嫌いを克服するお手伝いをしてくれる人気者です。美味しいよー少しで良いから食べてみようね、そう語り掛けてくれているかのような愛くるしい眼差しで食事を楽しくしてくれます。

おさかなディッシュ(W284)

このフォルムも食卓を和ませる偏差値の高い器です。ししゃも、鮭の切り身、エビフライ、煮魚などを盛り付けるのは当たり前過ぎるので、ここは野菜料理や渋く筑前煮などをよそってみたり、子供たちの大好きな鶏の唐揚げなどを盛り付けて、気分を盛り上げてみるのも一興です。

おこさまフォルムのボウル(くまボウル・ひよこボウル・お花ボウル・ねこボウル)

可愛らしいフォルムが目を引きます。大人が使っても全く問題はありませんが、可愛い子供に使ってもらいたくなる親心を刺激してくれます。深さがあるので冷やし固めるデザートや、型抜きとして使うのもおすすめです。お祝いの席で、お赤飯や押し寿司を詰めて特別感を出すのに向いています。

オーブン皿・オーバル・小(W218)

ベシャメルソースとチーズの組み合わさったグラタン料理など、一人用のオーブン料理に末永く使っていただけます。私は誕生日には母が海老グラタンを作ってくれたなぁと今でも懐かしく思い出します。

はりねずみ

ケルセンの直営店に親子でご来店いただいた際に、お子様目線で注目度の高いポーリッシュポタリーです。はりねずみの背中に薄い綿を敷き、水をひたひたに湿らせてスプラウトの種を蒔きます。にょきにょきと育ったら立派なはりねずみになるという素晴らしいオチがちびっ子に大ウケです。手近なところで豆苗を育て収穫を親子で楽しむのも良いですね。

KERSEN'S PICK VOL.5

男性にこそ使ってほしいポーリッシュポタリー(モテたい男子の必見かも)
ポーランド生まれのこの食器、最初に絵柄の愛らしさに目が留まる傾向が大きいことから、女性からの支持が多いことは確かです。ご夫婦やパートナーと一緒に来て下さる男性を別にすると、ケルセンの直営店に単身で足を運んで下さる男性の割合は、実際にそれほど多くありません。

しかし、ご自分用に使いたい食器を探しにご来店いただく男性も少なからずいらっしゃって、そんな方を直営店のスタッフはいつも大歓迎しています。食器は日々の食生活に欠かせない身近なものなので、そこに気を配ることができるというのはある意味才能ですよね。まぁ、これは男女に関係のない話になりますが、身だしなみに気を配ることと同じで、日常的に使うものを大事に思うことは、暮らしに対するスタイルを持っている方なんだろうなぁと思います。

ポーリッシュ、実は男性が使ってくれていると素敵だなと思うんですよね。ノベルティでいただくような食器と違って、ポーリッシュポタリーには確かな質感が感じられるし、ちょっと間違うと気取って見えかねないエレガントで華奢な磁器製に比べると、しっかり重みもあって丈夫さも申し分ありません。しかもハンドメイド製ならではの味わいをもっている。そんなポジションにあるのがポーリッシュポタリーだと思います。つまり、とてもハンサムでタフな味わいのある器なのです。

例えば一人暮らしの男性のキッチンのカウンターに、無造作に飲みかけのコーヒーが置いてある。それがWIZA社の大きなマグだったりしたら、断然カッコ良い雰囲気になります。夕食にササっと作ったパスタがザクワディのパスタ皿に装ってあったら、超イイ感じです。

今回は、コンプライアンスすれすれの勝手な妄想をもとに、これを使うと男が上がること間違いない、そんなポーリッシュポタリーを真剣にセレクトしました。フローラルなイメージを覆しカッコいい柄も実は沢山揃っている、そんな魅力を再発見してもらえること請け合い。彼への贈り物選びの参考に、そしてモテたい男子には必見の内容かもしれませんよ。
◎ポーリッシュマグ・大(W103-25A)

朝起きて、とりあえずコーヒーを飲む彼に持っていてもらいたい、たっぷりサイズのマグ。ミルクをたっぷり入れて飲むカフェラテサイズです。マグを片手に自宅で仕事をする時にも重宝します。スープやチャウダーなどにも使えるので案外応用が利くところも◎なんです。WIZA社の作る器はどっしりして武骨な雰囲気もあり、このカモミール柄のちょっと可愛げのあるフレイバーがお茶目で、グッとくるバランスです。
◎ご飯茶碗・大(V475-T001)

普通にご飯を食べる時に使ってください。単色のシンプルかつトラディショナルなパターンデザインが、端正な人柄をも引き出してくれます。ささっとお茶漬けで済ませたり、ご飯と肉野菜炒めの食事だって、素敵な生活感に感じられるハズです。なんかいい感じの暮らしを始めようと思ったら、ご飯茶碗を変えてみることから始めるのがおすすめです。

◎スープ・パスタ皿(Z1002-922)

簡単に一皿で完結する料理にもっとも活躍する器です。カレー、炒飯、パスタ、肉野菜炒め、ちょっと深さが欲しい料理の盛り付けなら大抵カバーできます。忙しく働いている彼なら一層大活躍しそうですよね。あー夕食はレトルトのカレーにしよう。そんな日に是非!

◎長方形盛皿・小(V119-U006)

平皿のように使える一枚もあると便利ですよね。焼くだけのステーキ、ベーコンエッグやオムレツを装う朝食、焼き魚や煮魚、餃子などを盛り付ける時の一枚として、私はこれを推します。スクエアなフォルムがちょっと変化球ですが、この一器多様なマルチぶりは瞠目に値します。可愛らしくもあり男女を問わない人気の柄で、様々な料理を美味しく見せてくれます。

◎ヌードルボウル(Z1755-166A)

ひとり暮らしで仕事が遅くなった夜、帰宅してからの料理は正直疲れます。休日には手料理を楽しんでいても、平日は大いに手を抜く男子にはコレ。インスタントラーメンや、山盛りご飯に丼の素をぶっかっけて腹ごしらえをする、そんな姿もちょっとさまになって素敵かもしれないヌードルボウル。つまりどんぶりです。写真ではカツ丼を盛り付けてみました。ボレスワヴィエツの老舗の窯元が数として世界に最も出荷している柄ということでも分かる通り、支持され続けているデザインも魅力ですね。

いかがでしたか?ヨーロッパには瀟洒で繊細な磁器も多くあり、どれもとても美しい芸術品です。しなやかな所作でそれらを扱う彼もきっと素敵ですが、大きくてちょっとゴツい手の彼が持つと似合わないかも。そこで、ハンドメイド感にあふれ、時としてちょっとラフな面も見られるポーリッシュポタリーを選ぶのが味噌なんです。細かいことに目くじらを立てない大らかさ、完璧ではない個性を愛おしく思う懐の深さは、実にカッコいいではありませんか。大好きな彼への贈り物を考え中の貴女、そして男としての株を上げたい貴方、参考になれば幸いです。

KERSEN'S PICK VOL.4

電車を降りて自宅に向かう道のりが、ちょっと早足になってしまう冬の夜。大通りから小道に入って住宅街を抜ける間、家々からほんのりとゆうげの香りが漂ってくると、クンクンと鼻がつい反応してしまいます。これは間違いなくカレーの匂い!香ばしいガーリックの香りはイタリアン?このお醤油系の匂いは多分煮魚ね。と、ご近所の献立を推理しながら帰宅するのが日課になったこの頃。

寒かった外から家の中に入り、ささっと夕食の準備に取り掛かります。この日の献立はしゃぶしゃぶ!圧倒的に素早く支度が出来て、栄養バランス満点で、寒い部屋も暖房無しで温まる、加湿器要らずのうるおいメニュー、そして心まで暖まる私の好物です。

外で友人や同僚とワイワイ囲むというよりも、家に帰って家族と囲む鍋が今の気分ですね。浅葱をたくさん用意してポン酢で食べるのも美味しいし、濃いごまだれも捨てがたい欲張りな我が家では、いつもひとり2つのタレを用意します。あとは白菜、ネギ、椎茸、えのき、水菜、豆腐、お手製の鶏団子、そして牛肉と豚肉のしゃぶしゃぶ用の薄切り肉をテーブルに並べるだけでスタンバイ。

冬になると誰もが週に1度は鍋を囲んでいると言われる、寒い季節の横綱料理。簡単で賑やかでゴージャス、それが鍋料理の大いなる魅力です。しゃぶしゃぶ、すき焼き、寄せ鍋、水炊き、あんこう鍋、キムチ鍋、もつ鍋、湯豆腐、おでん。今夜、皆さまのご家庭ではどんな鍋料理が展開されるのでしょう。

今回は、そんな鍋料理をサポートしてくれる頼もしいポーランド食器を集めてみました。ご家庭で過ごす冬の夕べを、確実に楽しく和やかにしてくれる数々です。
切った具材を並べる器

用意する側から見た鍋料理の最大の魅力、それは生の具材を切るだけで済む、下準備の簡単さであることは、皆さん十分に承知するところですね。時間のない時にもササっと切って、肉や魚はパックから取り出すだけ。でもそれを味気ないパックのままテーブルに出すのではなく、ポーリッシュポタリーの上に展開するのが肝心なところです。丁寧感と暮らしの質の向上にも一役買ってくれる頼もしい大きめの器です。
つみれをスタンバイしておく器

鶏団子や鰯のつみれは、ボウルに入れてスプーンを添えておき、熱い湯の中に都度投入していきます。そんなときに役に立つ撹拌しやすい深さのあるボウルの類はとても便利です。

薬味をよそっておく器

鍋料理の薬味と言えば、浅葱、七味唐辛子、大根おろし、もみじおろし、ゴマ、他にもそれぞれのご家庭独自のものがあるかもしれません。あ、〆の雑炊用には刻み海苔などもあると嬉しいですね。たっぷり使える深めの器や、ちょっと目を引く楽しい器なんかもぴったりだと思います。

あくを掬ったり、差し水や割り下を準備するジャグ

鍋料理は、テーブルの上というひとつの舞台上で、調理、配膳、食事までが繰り広げられるユニークな料理です。一度テーブルに着いたら離れなくても完結する特殊な状況下では、ジャグを予め用意しておくと便利です。

ひとりひとりの取り皿に

鍋を囲んでそれぞれが手にする取り皿は、おつゆを含めて具材が安心して取り分けられ、抱えやすい器が相応しいですね。

◎〆の一品用

沢山のお野菜や肉・魚を食べた後の鍋の中には、とても美味しいスープが残っています。その大切なお出汁まで食べ尽くすことが出来るのも鍋料理の醍醐味です。ご飯を入れて溶き卵をかけて、三つ葉や浅葱を散らし、蓋をしてしばらくすると、美味しい〆の一品のできあがり。それまで使っていた銘々の取り皿に装っても、大きめのご飯茶碗を使っても良いですね。れんげも添えておくと便利です。

KERSEN'S PICK VOL.3

世界的な危機に見舞われた2020年。世界中の人々の生活スタイルに大きな変化や影響が及んでいます。私自身もマスクをつける生活を始め、混んだ場所を避け、手指の消毒が習慣になりました。そしてこれまでになく、皆さまの家での時間を少しでも充実させていければという思いのなか、多くの方々の日々の暮らしに彩を添えられるよう、常日頃見どころのあるポーリッシュポタリーをサーチしています。

そんな2020年、ケルセンで取り扱っている商品の中で、最も注目を浴び皆さまに選ばれたものは何だったのか。じゃじゃーん。今年を締めくくるに相応しい、各部門の最優秀賞に輝いたポーリッシュポタリーを発表します!
[ マグ部門 ]
ポーリッシュマグ・大(V352-U006)
やっぱりね、という感じです。この柄はケルセンでは筆頭の人気者ですから。数年前までは小さい方が元気だったのですが、最近は300cc位入る大きめのマグも支持されているようです。大きいマグでスープやシチューを食べる楽しみも認知されてきたのかもしれません。

[ プレート部門 ]
平皿φ19cm(W203-25A)
このお皿は確かに素敵です。ボレスワヴィエツを代表する柄のひとつでもあります。WIZA社の以前の社長Lidia Jop(リディア・ヨップ)さんの夫でデザイナー故Adam Jop(アダム・ヨップ)氏による「カモミール」というパターンデザインは、ハンドメイドらしい温もりに溢れています。
[ ボウル部門 ]
ボウルφ13cmフラット(V071-U198)
多様な使い方ができるのがその理由かと思われます。単体でフルーツボウルに使ったり、個々に盛り付けるサラダ、具だくさんのシチュー、和食なら肉じゃがや筑前煮などの煮物も格好良く装えます。黄色ベースの柄は、日本ではとても人気があるようですが、ポーランドや他のヨーロッパ地域では実はあまり見かけません。
[ オーブン皿部門 ]
オーブン皿・オーバルS(W218-133)
このところ人気上昇中のオーブン皿がこれです。コロナ禍の影響もあるのか、オーブン料理も個々に用意する傾向にあるのかもしれません。さてこのオーブン皿ですが、他社には無いWIZA社特有のフォルムです。底のカーブも緩やかで、グラタンやドリアなども最後までスプーンで綺麗に食べ終えることができます。
[ カトラリー部門 ]
スプーン(V064-C022)
カトラリーでは、スプーンとチャイニーズスプーン(れんげ)が拮抗する結果となりました。スプーンは普段はステンレスのものをお使いの方が多いと思いますが、陶器製のスプーンを実際に使ってみると、これがなかなかいい感じ。硬いアイスクリームには向きませんが、柔らかいヨーグルトやジャムなんかにはぴったり。金属を避けたいキャビアスプーンとしてもおすすめです。
[ ポット部門 ]
ティーポット・大(V333-U006)
価格が抑えられた小さなティーポットよりもこの大きい方が一番人気でした。確かにお茶ってたっぷりとお湯を使って茶葉を躍らせた方が美味しくいただけます。2人以上でお茶をいただく場合には大きなティーポットを是非ご利用ください。そして、モノとしての存在感が強いのも魅力です。キャビネットに置いているだけで、インテリア的に輝いてくれます。
[ カップ&ソーサー部門 ]
カップ&ソーサー(M0104-0411-U27V)

根強いファンも存在するミレナ社からのカップ&ソーサーです。ポーリッシュポタリーの色使いでは結構珍しい紫のバラのパターンデザインが印象的ですね。右手でカップを抱えた時に内側上部にさりげなく絵付けされているところも愛らしく、そしてそれ以上にカップを置くと隠れてしまうソーサーの中央の部分にも華やかな絵付けが確認できるところが素晴らしいのです。売り切れてしまっていますが、今後も入荷の予定はありますので、気長にお待ちください。

[ テーブル小物部門 ]
いぬの箸置き(V465-U446)
箸を使った食事の際には欠かせない箸置きです。箸置きを使う生活は、食事の際の背筋がシャンと伸びるものですね。特に子供の時から使っておくと自然に食事のマナーも良くなると私は信じています。正しく箸を持ち、美しく食事をする。そんな暮らしを楽しくしてくれる動物の箸置きの中で、2020年は仔犬のフォルムが1番人気がありました。
[ コンテナ部門 ]
タートルボックス(W940-25A)
ポーランドでは亀さんが縁起が良いのよ、と私に最初に教えてくれたのはかつてWIZA社の社長だったリディアさんでした。首を持ち上げてにっこりした表情がなんともユーモラスです。甲羅を持ち上げると物入になっている意表の付き方が人気の秘密なのかなぁ。とりあえず入荷する度にあっという間に売り切れてしまう幻のようなコンテナです(笑)。
[ 番外編:初登場部門 ]
脚付きグラス(V496-U199)
ガラスの部分と持ち手から下の部分が陶器製のこのグラス。ビアグラスにもできるたっぷり容量の600ccです。ワインを適量に注いでエレガントな食事の際にも大活躍します。初登場だったためかすぐに完売してしまいましたが、勿論再入荷しますので気長にお待ちくださいね。そうそう、次回再入荷する際には、一回り小さなグラスも入荷します。どうぞご期待ください!
KERSEN AWARD 2020、いかがでしたか?1年を通してどんなポーリッシュポタリーが人気だったのかを振り返り、私自身もとても新鮮な発見をしました。これを読んでくださる皆さんも、あーこんなのがあったなぁ、と振り返って眺めて楽しんでいただけると嬉しいです。では、どうぞ来年もよろしくお願いいたします。

KERSEN'S PICK VOL.2

直営店には色々なお客様がいらっしゃいます。中でも、男性がひとり黙々と食器を手に取り、考え事をしながら食器を選んでらっしゃる姿を見ると、本当に嬉しくなってしまい、思わず想像の翼を広げてしまいます。なかには1時間以上かけて悩み抜くかたも。レジでギフト包装を希望され、お誕生日やクリスマスのギフトタグをリクエスト。

きっと次のデートは雰囲気の良い小さなレストランが予約してあって、「お誕生日おめでとう!」とか言ってケルセンで選んだプレゼントを渡すことになってるのかー、などと勝手に想像を膨らませていることはナイショですよ。

ハンドメイドの可愛らしい食器を喜んでくれる彼女って、絶対に可愛くて趣味の良い女性に違いありません。幼い時から本物志向のご家庭で育ったが故に、日々の生活を大切にすることを忘れず、良いものを見抜く目を持っている、つまりとても育ちの良い女性でもあります。

そんな彼女に贈ったら、きっと喜んでもらえる推しの逸品を集めてみました。
エレガントな女性にぴったりの
「カップ&ソーサー」
ほっと一息淹れている姿も素敵に見えるアイテム。上:カップ&ソーサー(W133-166)4,510円(税込)、下:オーバルディッシュ(K739-DU252)3,135円 (税込)。
休日の昼下がり、評判のスイーツを手土産に彼女の部屋を訪問すると、きっと彼女はお茶を入れてくれるに違いありません。そんな彼女に手にしてほしい珠玉のカップ&ソーサーです。せっかくならスイーツを装うケーキ皿やちょっとしたおやつを乗せる小さなお皿を添えると可愛さも倍増します。

丁寧な暮らしに寄り添う
「動物の箸置き」
お箸を手に取る彼女を一層笑顔にしてくれること間違いなし!左:うさぎの箸置き(V467-U446)、中:ねこの箸置き(V466-U422)いぬの箸置き(V465-U446)。全て990円 (税込)。
ご飯をいただくときにはきちんとしたお箸を添えて、食事の前には必ず「いただきます」を忘れない。そんな彼女だったらきっと喜んでくれる愛らしい動物の箸置きです。仔犬、仔猫、うさぎの3種類。彼女の好きな動物を事前に調査しておくことも忘れないでくださいね。
自炊派の彼女にぴったり
「ご飯茶碗・小」
手にも馴染み易いコロンとした愛らしいフォルムのご飯茶碗。手前左:ご飯茶碗・小(V474-U422)3,630円 (税込)。
お料理好きの彼女なら、日頃のテーブルセッティングにも気を配っています。和食に欠かせない自分専用のご飯茶碗がとても素敵なお気に入りなら、毎日がもっと楽しくなること請け合いです。ポーランド食器のご飯茶碗なら、可愛らしさに加えとても丈夫で末永く使ってもらえます。動物の箸置きと一緒に贈るともっと喜んでくれることでしょう。
乙女心をくすぐる「りんごポット」
焼きリンゴの作り方のリーフレットも同封しているので安心です。手前:りんごポット(V356-U199)、左:りんごポット(V356-U420)、右奥:りんごポット(V356-U072)全て7,150円 (税込)。
りんごを入れてオーブンに入れると焼きりんごが出来上がる、可愛さ抜群のりんごポットは見た目も豪華な気分です。キッチンや食器棚にあるだけでもご機嫌になれる愛らしさ。りんごの季節にはふはふしながら焼きりんごを食べている彼女の姿も、きっと可愛いに違いありませんね。
ケルセンでは、贈り物用に
2種類のギフトラッピングをご用意しています。
オリジナルのコットンの巾着袋は厚手で可愛らしいので、贈ったその後も捨てずにバッグインバッグとして使ったり、ちょっと何かを入れたりして使える優れものでもあるんです。お誕生日のタグやクリスマスのタグをつけることも出来ますので、ご注文時には是非用途を備考欄に書き込んで下さい。

箱に入れるラッピングは、しっかりした厚みのあるマットなテクスチャーのブルーの包装紙を使っています。白いオーガンジーの太めのリボンにケルセンオリジナルの青いリボンのダブルリボン仕立ては、とてもお洒落な雰囲気です。
ギフト包装を選んだら、あとはいつどのように渡すか、ですね。ご健闘をお祈りします!

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